FTのビジョンと求める人物像
~会社とは「なりたい自分を実現する場」である~

プロフィール
三上 良平(みかみ・りょうへい)
1977年福井県あわら市生まれ。福井工業大学附属高校卒業後、自動車整備会社に就職してから自分の興味の赴くまま離転職を繰り返す。2011年4月ファーストトレードを設立。同社、代表取締役に就任。現在に至る。
趣味はサーフィン。2児の父。
目次
FTのビジョン『ECで世界をつなぐ』とは

まず、『ECで世界をつなぐ』は、FT(=ファーストトレード)が進化するためのビジョンだと思ってください。私は、世界はフラット化していくと考えています。モノ・情報・お金の流れはもちろん、サービスすらも、国境を超えてやりとりされるようになるでしょう。そのなかでFTができることは、ECに特化して、その流れをスムーズにすることだと考えています。世界を股にかけて事業を展開しようとする越境EC事業者の方々は、たくさんの資金と人材を必要としています。ソリューションの提供を通じて、必要な資金や人材を極限まで削減する仕組みを作ることができれば、世界進出のハードルを下げることが可能です。すでにある魅力を世界に広げるお手伝いができれば最高ですね。一例ですが、あわら産の商品を世界中の方々に知っていただくお手伝いができたらとても嬉しいです。

時代は人が創るもの、そこに関わりたい

「世界がフラット化する」というのは、私の人生のキーワードでもあります。そういう時代を創ることに携わりたいと、ずっと思ってきました。世界を切り拓く一員になりたいんです。では、どうやったらFTがそこに携われるかを考えた時に、ITシステム分野に可能性を感じました。FTの企業規模だと、物流やフィンテックの分野では太刀打ちできません。でも、ITシステムなら、創業からずっとAmazon販売者のサポートをしてきた経験と、そのために培ってきたシステム運営経験を活かせます。ビジョン実現の第一歩として、越境EC事業者向けのトータルパッケージシステム「URetail」(ウレテル)を2019年12月にリリースしました。EC事業運営に関する管理業務を一元化するシステムです。URetailを広めることで、世界のフラット化に貢献することができると考えています。

夢はURetailを越境ECのスタンダードにすること

URetailが越境ECのスタンダードになること、つまりURetailを世界基準にすることが理想です。国をまたいだビジネスにはすべてURetailが使われている状態を最終ゴールとして設定しています。その道のりは果てしなく遠いですし、世の中そんなに甘くないことはわかっていますが、ゴールに辿り着くためには、今できることをひとつひとつ実現していくだけだと思うんです。たとえば、今でこそ携帯電話をひとり1台持っているのが当たり前ですが、昔はそうじゃなかったですよね。それを当たり前、つまり「スタンダード」にした企業があるから、その時代が創られたんですよ。私はFTを、ECの分野で新たなスタンダードをつくる企業にしたいです。

一緒に叶えたい人がいる

ゴールへ向かう道は果てしないです。この夢は、志が同じ人とじゃないと叶えられないと思っています。時代の開拓者になりたいとか、新しいスタンダードを生み出すための足がかりをつくりたいとか、そういった熱い志を持っている人と一緒に仕事をしていきたいですね。自分で自分を枠にはめてしまう人は、開拓者になれません。枠を飛び出していける人が、今のFTには必要です。あとは、逆説的ですが、面倒くさがりな人ですね。真面目で愚直なだけの人は、働くことが目的になっているから生産性が上がらないんです。面倒くさがって今のやり方を疑い、もっと効率的にできる方法を貪欲に考えられる人は、自分の枠もビジネスの枠も軽く超えることができます。FTは理念さえ守ってもらえれば手段は任せます。「こうあるべきだ」という固定観念はいりません。

「謙虚」であれ

とはいえ、固定観念を持たないことは難しいです。年を取ってくると思考回路は固まってきます。それを自覚して、いろんな人の話を聞けると良いですね。「謙虚な心」って大事なんですよ。自分の基準を持っていることも大切だけど、人の話を聞いたり本を読んだりするときに、素直に聞けるかどうかはもっと大切です。私は常々、評論家にならないようにしようと心がけています。「この人の考え方は違う」と、その人を全否定してしまったら、その人の話からは何の学びも気づきも得られません。謙虚な心を持っていれば、同じ話を何回聞いても、毎回「なるほどな!」と思えるんですよ。話を聞いて腑に落ちる瞬間というのは、謙虚な姿勢で学ぶ人にだけおとずれるものです。そういう風に自分をアップデートし続けられる人は素敵ですし、自分もそうでありたいと思っています。

「理想」を演じろ

仕事には求められる役割があり、それを全うする姿を理想像として描く人は多いと思います。でも理想を描いたところで、人間はそんなに都合よく変われないし、本来の性格はなかなか直せないんですよね。私は「演じる」という考え方を知ってから、とても楽になりました。会社にいるときは「自分の理想の経営者」になりきるんです。これは経営者だけじゃなくて、みんな同じだと思いますよ。理想像を描きにくい人は、まず妄想から始めるといいです。私の場合は、海外で暮らしてサーフィンをしながら、会社を成長させ続けている敏腕社長を妄想してました。その妄想を持ちながら人の話を聞いたり本を読んだりしていくうちに、妄想は具体的な理想像になります。私生活で理想の自分になりきれなくてもいいんですよ。会社でしっかり理想の自分を演じ続けることができれば、それで良いんです。

会社を活用しろ

じゃあ、会社ってなんなんだって話ですが。会社は「なりたい自分になるための場」だと思います。私自身、なりたい自分を実現する場として会社を活用してます。このスタンスは創業時から変わっていません。スタッフにも「俺と同じように会社を使ってほしい」と思っていて、採用面接のときに全員に言っています。会社を自分の人生のステップアップに使ってくれればいいんですよ。なりたい自分になるために、FTという環境を大いに使ってほしいです。逆に、ただ決められた時間を働いて給料がほしい、という人はFTには合わないと思いますよ。自己成長を望まない人は居づらいと思います。たとえ今「なりたい自分」が明確でないとしても、「成長したい!」「今のままでは嫌だ!」という人とは、一緒に「なりたい姿」を見つけたいと考えています。そしてFTという場で、一緒にその夢を叶えていきたいですね。

やってみなわからん、やったことしか残らん

今のFTは『ECで世界をつなぐ』というビジョンを実現するための、いわば第二創業期です。時代の移り変わりが激しい中でしっかりと変革をおこない、「スタンダードを創る」企業に進化するには、「新しいスタンダードを生み出すための足がかりをつくりたい」という熱い志を持った仲間が必要です。今は、やりたいことが本当にたくさんあります。やらなければならないことも、たくさんあります。自己成長を望む人にとって、今のFTは、無限にチャンスを提供できる会社だと思いますよ。常に謙虚で学ぶことを怠らず、「なりたい自分を実現する場」としてFTを活用してくれる人と一緒に、ビジョン実現に向けて取り組んでいきたいです。

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