「企業間取引のDX化を通じ、日本の中小企業の成長を後押しする」

当社のミッションは「企業間取引のDX化を通じ、日本の中小企業の成長を後押しする」ことです。
そのミッションを達成するための中期的なビジョンとして、「テクノロジーで世界をつなぐ」をキーワードにお客様のビジネス支援事業とSaaS事業に取り組んでいます。

ビジネス支援事業では、当社が2011年から提供を続けてきたEC事業者様向けの各種ビジネス支援を進めてまいります。海外仕入れ・OEMなどの商品開発から、売り上げ拡大や利益向上のためのセミナー・コンサルティングまで、これまで累計5,000社以上の自社会員企業様を支援してまいりました。
現在は法人向けサービスを提供する企業との事業提携を積極的に行っており、会員企業様の成長支援につながる情報提供と具体的な施策のご提案に引き続き力を入れてまいります。

SaaS事業では、受発注・入出荷・請求・支払いに至るまで、現在アナログで行われている企業間取引を、インターネット上で完結できる「企業間取引プラットフォーム」のURetail®(ウレテル)を開発しています。

なぜ、ファーストトレードが「企業間取引のDX化」を支援するのか?

当社は2011年に中国からの輸入代行事業を開始し、日本国内のEC事業者様をはじめ5,000社以上のお客様にご利用いただいてきました。
ご支援内容は拡大し、輸入代行だけでなく商習慣の違いや関税対応や仕分けの処理など、事業者様が直面する様々な課題を解決するための情報提供やツールを現場の視点に立ってご提供してきました。
「中国と日本の企業を繋ぐ」を合言葉に事業を進める中で、企業間取引の非効率な部分を多く目にし、その都度効率化に向けた対策をお客様と共に考えてきました。

今、インターネットとデジタルツールの普及により、これまで見過ごされてきた日本国内の企業間取引の非効率な部分を大幅に改善できる状況にあります。アナログな業務が多い業界は特に、DX化によってコスト改善やスピード向上を見込むことができます。
そこでこの領域において、国際取引支援で培った知見が大いに活用できると判断し、日本の企業間取引のDX化支援事業としてSaaS事業を開始いたしました。

店舗販売からECへ、有人から無人へ……。業態は変われど、「モノの流通」は今後もなくなることはありません。ECツールや販売プラットフォームが成熟化してきたことや副業解禁の流れなどから、卸・小売市場は今後も成長し続けると予測されています。
DX化が進みにくい卸・小売関連の企業間取引に特化することで、日本経済の底上げに寄与できればと考えております。

つちかってきた「現場目線」をこれからも大切に

今、多くのサービスやシステムがある中で、現場で作業する人の視点で考え抜かれたものは本当にごく一部ではないでしょうか。私たちがこれまで支援してきたのは、ほとんどが中小企業や個人事業主のお客様。事業規模も様々です。でもそういった企業を支援してきたからこそ聞けた「現場の声」があります。

顧客視点と言っても、100人いれば100通りあるのが実情です。それら全ての希望を叶えることは難しくても、その裏側にある本質を見つけ出して新しいスタンダードを提案していくことはできるのではないかと思っています。
今までの商習慣では当然だったものの中にも、現代では必要なくなっているものもあります。世の中の「当たり前」を壊していくことを厭わず、現場の人々にとってより良い選択肢をいつも提案できる企業でありたいですね。

ともに成長するパートナーとして

ファーストトレードの経営理念は常に魅力あるサービスを提供し、お客様と共に成長することのできる企業を目指します」。サービス提供者とお客様という役割を超えて、パートナーとしてともに歩んで行くことができる企業でありたいと考えています。
僕にとってはお客様であり、「経営者仲間」でもあるんです。いつも本当にたくさんのことを学ばせていただいています。だからこそ、そこで学んだことを少しでも還元できればという思いで事業を営んでいます。

お客様と従業員にできるだけ多くを還元できるよう、取引先の皆様には無理を承知でのお願いをすることも多々あり、誠実な対応に感謝しています。長く安定したお付き合いができるよう、当社としても全力を尽くしておりますので、今後も一緒に苦楽をともにしていただけたらと勝手ながら思っています。

最後に、従業員とそのご家族の皆様へ。

働いてくれている従業員の皆様のおかげで当社は成り立っています。まず僕は皆様を産み、育ててくれた方々に心からお礼を伝えたいです。今、彼らを支えてくださっているご家族の皆様にも感謝申し上げます。これから当社は新たな局面を迎え、ファーストトレードのメンバーにはそれぞれの成長が求められます。ヘトヘトになって帰宅する日もあるでしょうから、ぜひ労いの言葉をかけてあげてください。でも、ただ疲れて帰るのではなく、充実感を持って働いてもらえる現場にしていきます。

仕事だけでなく、家庭や趣味なども含めた人生の豊かさにつながるよう、メンバーの頑張りに応えられるように、経営側もより一層気を引き締めて取り組んでいきます。今後もどうかかわらぬご理解、ご支援をいただければ幸いです。

略歴
代表取締役社長 三上良平|みかみ りょうへい
1977年福井県あわら市生まれ。
福井工業大学附属高校卒業後、自動車整備会社に就職してから自分の興味の赴くまま離転職を繰り返す。
2011年4月ファーストトレードを設立。 同社、代表取締役に就任。 現在に至る

経営理念

常に魅力あるサービスを提供し
お客様と共に成長することのできる企業を目指します

営業理念

私たちは「価格以上の価値」をお客様に提供します